Photo: PICK A POPPY
今年もまた紫陽花のシーズンになって、このすっかり放置されていたブログの存在を思い出しました(笑)。
この2年くらいで子育てもほとんどすることがなくなり、気づけばとても長いあいだ握りしめていた手をそっと離しています。このままどんどん加速的なスピードで手を離していくんだろうな、本当に子どもたちはもう子どもじゃなくて大人だな、と思いながら、子育ての最終ゴールはやっぱり自立だったと身につまされますね。
そんな状況なので、個人の仕事としてはまったく新しい領域に挑戦することもできるようになりました。ゼロから学んだり訓練したりして、5年前には想像のつかなかった職種について、自分なりにはチャレンジを重ねています。仕事にかぎらず、できれば死ぬまで新しいことをやりつづけたい、それはもちろん取るに足りない些細なことでもいいし、変化と呼んでもいいなと思えることでもいいし、そういやって結果にこだわらずとも色んなことを試して学んでいれば、老いを怖がっている暇もないかもしれないな、と感じています。
あと最近、個人的な好みというか趣味嗜好というか、つくづく内装が好きなんだなと実感することが増え、インスタではもう気になるインテリアデザイナーや建築設計関係のアカウントだけをフォローして、開けばそれしか目に入ってこないようにしたいくらいの気持ちになっています。estliving , vogueliving , The Local Project, EyeSwoon はうっとりするほどで、もはや女帝 Kelly Wearstler にいたっては在りかたそのものが日本では成立しがたい感じ。でも、そんな、内装デザインなんて、とおおごとに感じられるときはテーブルウェアやキッチンウェアを見ているだけでも幸せな気持ちになれます。Pick a Poppy はつい先日できたばかりのストックホルムのお店で大変かわいい。&Jacob はメキシコシティ。湿っぽい梅雨が吹きとぶような元気なカラーパレットです。本当にとりとめもないけど、今ここまでです。